先日買った、デザインと記号の魔力 より引用。
"design"の中に"sign"が入っていたとは、知らなかったわけではないだろうが、灯台下暗しのようで、これまでまったく気にもとめなかった。"design"とは"de"プラス"sign"ということなのだそうだ。"de"の大意は外に出すこと、表出することということなので、"design"とは"sign"を外に出すこと、"sign"の表出行為ということになる。
中略
・・・見えない「こと」を見える「もの」にする好意、さわれない「こと」をさわれる「もの」にする行為が"design"だったといえる。
なるほど。なんとなく「デザイン」という言葉でイメージしてしまいがちなのは、ある「もの」の形状や柄、色などの表層に対して作る人が外側から「もの」を見て、こうしようあーしようと言う行為な気がする。図で書くと
物 <- 表面 <- 人
こんな感じかな。では、デザインがde+signであることを踏まえると
人 -> こと-> 物 -> こと ->人?
この本の主題である記号論的話になるのがちょいといやだが、適当な解釈だとこんな感じか。
なにがいいたいかと言いますと、以前design studyという勉強会のスライドを作ったがそのとき考えたことはdesignの本質的にはあながち間違ってはいなかったなと。
今までやってきたことは何か?それは「チームで動くものを作って世界へアピールする」
↑そのときのdesign study のスライドより。