たくさんこの記事書いてたのに消えたー。なので簡易版。春から始まる新授業用Webのために、Plone2をいかに安定した環境で動かすか。何度も失敗したが失敗談じゃなくて、成功した方法とひっかかったポイントのまとめ。
Fedora Coreインストール
redhat7.2ではうまくいかなったりしたのでFedora Coreを入れる。もちろんすんなり。aptは便利だ。
Python2.3インストール
Plone2で必要。Linux RPMs for Python 2.3.3のページからsrc.rpmを持ってきてrpmbuild --rebuildするもどこかのディレクトリの_tkinter.so*がないとか言って怒られる。tkinterというのはpythonのGUIのなんちゃららしいので今回のインストールには必要ない。そこでSPECファイルの該当部を書き換える。
#%{__prefix}/lib/python%{libvers}/lib-dynload/_tkinter.so*
とコメントアウト。その後# rpmbuild -ba python-2.3.specとしてビルド成功。インストール。
Zope2.7インストール
Zope2.7にはredhat用のRPMも用意されていて、src.rpmをビルドするためにはRPM4.1のおせっかいな機能に注意しなくてはいけなくて、ところがインストールしたあとにどうも具合が悪い。起動しない。そこでソースからビルド。このページにあるZope-2.7.0.tgz (2.61 M) をダウンロードして解凍。中にあるdoc/INSTALL.txtを参考にすれば万事OK。起動スクリプト(/etc/rc.d/init.d/zope)を以下のように作成。
#!/bin/sh
# chkconfig: 2345 82 18
# description: Zope, the web application server
# Source function library.
. /etc/rc.d/init.d/functions
RETVAL=0
start() {
echo -n "Starting Zope: "
/var/zope/bin/zopectl start
RETVAL=$?
echo
return $RETVAL
}
stop() {
echo -n "Stopping Zope: "
/var/zope/bin/zopectl stop
RETVAL=$?
echo
return $RETVAL
}
case "$1" in
start)
start
;;
stop)
stop
;;
restart)
stop
start
;;
*)
echo "Usage: zope {start|stop|restart}"
exit 1
esac
Plone2インストール
いよいよ最後の砦Plone2。実はこちらのダウンロードページにはZopeも含めたパッケージがRPMで配布されていてそれを使えば一発で入るのだが、どうもそれだとZope自体の使い勝手が悪くなるので、Zopeを立ててからPlone2をプロダクトとして追加する。Plone CoreをダウンロードしてZopeインスタンスディレクトリのProductsの中に解凍。Zopeを再起動すれば追加されている。
やった動いたー