天然パーマです。

1981s 第1回 忘年オフ会 スペシャル

2007年12月21日、1981s の記念すべき第1回の集い、忘年オフ会が開催されました。 まず最初に、俺のむちゃぶりにもかかわらず幹事を務めてくれたamachang、 81世代でもないのに幹事マンとしてさすがなイイ仕事をしていただいたnagayamanさん、 全力でありがとうございました! 俺はただの言いだしっぺで、「1981世代で集まろうぜ」、「とりあえずリアルで会いたいよね=オフ会したいよね」とつぶやいただけで、これだけことができてびっくりです。 忘年オフ会ではのべ100人弱というたくさんの人が来て、いろいろな人と話、へんてこりんなことが起こり、そして改めて考えさせられることが多くて、今現在でも頭の中がテラカオス状態でまとめるのが大変なんですが、なんとかレポートしてみます。というわけで 1981s 忘年オフ会 スペシャル!

渋谷に集う1981s

18時、渋谷駅交番前に「1981」と書かれた紙を掲げる集団と合流。 ってかその前に、takesakoさんとzigorouさんを見つけて、一緒にそこまで行ったんだけど、その時点で「81世代じゃねーじゃん」という突っ込みは今後ものすごいたくさん見受けられるので放置プレーしてね。 けれど、集まってみると先ほどの二人やamachang、仕事で一緒させてもらったykensakuさん以外に見知らぬ顔ばかりがたくさん。当然といえば当然、これからどうなるのやらwktk。俺も、定番の「スケベ代表」タスキを装着。今でもYahoo!で「すけべ」と検索すればこの日記が1位ででてくるからこのタスキは俺にとって相応しいと思っている(なんか3位になってる代表失格だ><)。ドンキで買っていて今回は4つ目の購入となる。そんなことはどうでもよくて、早速挨拶開始。チャットとかで結構絡んだこともあるけんすう、エビちゃんOL(自称)ギークのdropdbさんと写真撮影。

dropdbさんはまさに今ホットな女性で、21日当日の朝に、ITMediaにインタビュー記事が記載されたんだよね(New Generation Chronicle:斉藤のり子 - エビちゃんOL(自称)の華麗な開発生活 (1/5) - ITmedia エンタープライズ)。だから今回の忘年オフ会の目玉な人。エビちゃん生でみたことないから個人的にはエビちゃんよりかわいいと思ったよ。yuguiさん、兵庫からご夫婦ではるばるいらっしゃったasami81さんとも名刺交換。あと、ykensakuさんに81世代じゃないけど知り合いであるしぶやさんとかhidekさんとかも強引に呼んでもらった。もうこうなったら人数多い方が面白いじゃん。dankogai家族もいるし(何故いるかということを簡単に解説すると、amachangの募集ページの条件に「dankogaiである」というのをネタでコメントアウトさせつつも書いていて、そしたらマジで来ちゃったという顛末)。 研究室の後輩のhatayanも合流し、時間が来たところで、みんなでぞろぞろと会場の飲み屋に向かう。

乾杯の前に

会場につくと、幹事のamachangとnagayamanさん、malaが人数把握をしてくれている。 早速どーもでーす。 ってか、当然なんだが、めちゃくちゃ人数いるんですけど。おそらくこの時点では60人から70名くらいかな。 わーわー言ってますが、乾杯をなんとかするにいたる。その前に、 amachangから「リーダー!」と呼ばれて、俺が挨拶することに。 なんか、手短にサクとやれ、みたいな雰囲気が漂っていたので、うまく言えなかったけど、 1981s を作り、今回の忘年オフ会にいった経緯を話した。簡単にまとめると、

「Blog Hacks という好きな本があって、その著者miyagawaさんとnaoyaさんを俺はえらく尊敬している。よく見てみると二人とも1977年生まれで27歳くらいの時に執筆している。実力に対して年って関係ないんだけど、なんとなく同じ世代というのがうらやましいと思っていた。あるとき、某ヴ○ギナで有名なworemacxさんとamcahangが俺と同じ1981年生まれ世代であることが発覚。当初3人だけのIRCのチャンネルを作ったんだけど、amachangがブログで宣伝するとなんか100人以上が集ってきたじゃないっすか。ほんと個人的な話、俺がフリーランスっぽく仕事をやっていることもあるのか、身の回りに同じ年代のエンジニアって少なくて、絡みたかったんだよね。 世代のことが話題にあがることって、例えば、松坂世代とか76世代とか、というのは何か結果を残してみて改めてあーあの世代はすごかったね、といって○○世代と命名される。だけど、もう集まったんだから、俺らはまず81世代としてスタートして、横のつながりをもって、お互い刺激しあって伸びていこうじゃないか。そういう世代もあっていいんじゃないか。そして、今回のオフ会はスタートとしてとりあえず会うことを目的に、これからみんな仲良くやっていこうぜ!」

という具合かな。ほんと俺個人がただたんにやりたかっただけのことだったんす>< でも、これだけの人に来てもらってほんとに嬉しい!

忘年オフ会開始

「乾杯!」忘年オフ会いよいよ開始。 もうねテラカオス。 上で述べた人や、途中から来たYappoさん家族(嫁の真理子は81世代、予想通り強烈な人だった)とかtokuhiromとかを含め81世代じゃない人もいたんだけど、大半はやはり1981年世代の人達(蓋をあけたら身内じゃねってことはなかったよ!)。同級生である、微妙にネットで知っているというつながりがあって、初めて生で会う。 もう顔と名前というかidを一致させるのに精一杯>< 直前になって大量生産した名刺を配りまくってたんだけど、「名刺さしあげたいと思います、あ、さっき渡しましたか、あ、そうですよね」とかってやり取りが結構あってごめんなさい>< だから人がたくさんいるというだけで物理的にカオスなのに、頭の中もカオス=テラカオス。

1981s忘年オフ会

話をしていくと、一応エンジニアの人達を対象にはしてあるといってもウェブ業界から組み込み、SIerの人まで様々な種類があるんだなーと実感。こうした短かったけれど個々の話が面白いのだが、まとめるときりがないので、心の中にしまっておきつつ、写真を見て、いろいろご想像ください。

TENGA の行方

「カオス」の次に、今回のキーワード、ちゅーかもう物理的な物になるのだが、それに「TENGA」がある。 知らない人に解説すると、近年ソフトオンデマンドが出した、おしゃれな整髪剤みたいなもの。 年末の金曜日という一番厳しい時期直前に会場を探してもらったりといろいろ苦労をかけた幹事amachangへのプレゼントとして、俺が金を借りてまで買った秘蔵のひとつを持ってきたんだけど、 それがもういじられまくりんぐ。 1200円でどんだけ遊べるんだってくらいで、3次会の最後までこいつがどんどんと変形していく姿をご堪能あれ。

2次会

あっという間に1次会の2時間が過ぎた。 dankogai家族はそこでお帰り。どうも参加した人の中には、「danさんが来ていてびっくりした、 会えてよかった」という意見を多く聞く。ぶっちゃけ、最初はdanさん来るのどーなのとか思ってたけど、みんなに超有名ブロガーであり偉大なハッカーであるdanさんに会える機会を結果的に作れてよかったなって終わってみたら思った。俺自身、Shibuya.pm の tech talk #8 の時に初めてdanさんに会ったときは嬉しかったからね(でも、その後答えづらい質問されてヒイタとかヒカナイとか)。

2次会といっても、延長料金を払って同じ飲み屋で開催。 まぁ1次会と同じようにカオスだけど、いろんな人となるべく会うようにする。 そういえば、初対面のみるくぜりーさんとエロギークカンファレンス以来でTENGAが似合う男hibomaさんのペパボの二人も実は同じ81世代なんだな。と、油断をしているとTENGAがいろんな席へ運ばれていく。Yappo息子に不謹慎なものを見せてしまった。いや、これはただの整髪剤だから大丈夫か。 そんなこんなで、店を追い出される時間となった。 ところで、俺に会うことが今日の目的だと言ってくれたxcezxさんは51枚名刺もらったそうだが、俺は40枚ほどもらった。もっともらったと思ったんだけど、まあそれにしてもすごい量。

3次会

3次会は、多少人数が減りつつも30人強くらいで、nagayamanのおかげで予約が取れた居酒屋に向かう。 その途中にamachangがもらったTENGAをジーパンのポケットに入れるというおしゃれなファッションを披露してくれた。イケメソのジーパンのポケットにTENGAですよ。これはいい宣伝になるなー。

人数が減って、ちょっと落ち着いた雰囲気になったので、割と濃い話が3次会ではできた。 ってかね、終電が近づいたことをつぶやくと(当方鎌倉なため終電が割りと早い)、 Perlerな面子に「ありえない」と言われ、朝までいることを決めたので、時間がたっぷりあるってのでゆっくり話しをできたんだけどね。hidekさんとOppai-Detectの件で盛り上がったり、すがまさおさんとなかむらさんと途中から来たKCと話して俺が知らないソフトウェア業界の裏の事情を聞いたり、81世代が全くいないPerlerな人の超コアなトークを辛うじて理解しつつも意見がいえないが刺激を受けたり。

新ジャンルなギーク

81世代の中から新ジャンルなギークが注目を集めたのがおもろかった。 マジックギークKuboon「RSSわからないけどDelphiが書けてオフ会来ちゃいました」という天然天才系少女ギークの2名である。

Kuboonのマジックはまじすごい。ちゃっかりトランプ用意してきて、華麗な指さばきで操り、ひいたカードをあてていく。これはもてるわーっていう演出がエロいね。俺もやりたいんだけど、俺だとあまりにも見た目が胡散臭すぎてマジックにならんわ。このマジックはみんなに受けてて、誰でもびっくりさせられるテクニックてすげーなって関心してたんだけど、zigrouさんが「(トランプ)切るの俺にやらせて」とかやたら嫌がらせをしていて大人げなかったのが[これはひどい]だった。KuboonのマジックはYouTubeにもあがっているからチェックしてね。

もう一人は天然天才系少女ギーク。 今回たまたまamachangのブログを見て、同世代で活躍している人がいるんだなと思って、参加したとこと。 「たまたまって言うけど、じゃあブログを(RSSで)購読とかしているの?」って聞くと、 「RSSって何ですか?」というリアクション。ここに来たくらいの人にとってRSSはデフォルトで既知だろうと思っていたから周りのみんなは驚き、その場でRSSの解説が始まる。 malaがPCでUstreamの中継を始めると、「へー黒いマックなんてあるんですね」、 「これどこにカメラついてるんですか?」、「ゆーすとりーむってなんですか?」、「(Ustreamのページを指して)これなんのソフトですか?」という質問攻め。ちょwおまえよくそれで乗り込んだな。聞くと、そもそもIT系の会社には勤めていないがプログラミングの経験はあるらしくて、Delphiでプログラムを書いてくれと頼まれて、わからないながらもなんとかできちゃいました、という具合。で、ウェブの割と先端的なことは何にもしらない。天然天才系少女ギーク、いい人材を発掘した。

このように、エロギークや最近のお姉さんギーク以外にもまだ未開拓な新ジャンルなギークをみつけたのは大きな収穫というか楽しいことで、これからもいろんなギークに会いたいと思う次第。

TENGAの行方その2

あっと、TENGAのことを書くのを忘れていた。 TENGAは3次会の会場では大人気で、写真を見ればお分かりの通り、俺がビール瓶に刺してシコシコして気持ちよくなったり、Yappoさんが中身を取り出しビローンってやったり、かんさんが割り箸で貫通させたりしり、ムーミンにでてくるにょろにょろになったり、七味唐辛子をかけられたり、最終的にはコップに収められた。 持ってきたかいがあったね!マジックとTENGAは鉄板ネタだ。

終了

朝5時、集合時間から数えると11時間後にようやく、3次会終了。 皆様、お疲れ様でした。いやー楽しかった。そして、ものすごい刺激を受けた。それがどのくらいかというと、渋谷から鎌倉の自宅までの1時間30分ほどをiPodでアニメも見ず、音楽も聴かずに思慮にふけるほど考えさせられるものがあった。そして、まとめ!

続けること、まとめとして

いろんなことを帰路で考えて、今現在でも考えているのだけど、ひとつの結論はとにかく「続けること」である。 今回100人弱の人と実際に会ったのだが、はっきり言ってまだ大半の人の名前というかidと顔が一致していない。 だからこそこういう集まりを続けること。続けることによって、横のつながりが増えて、お互い刺激しあって共にこの世代を盛り上げていくことができるんじゃないか。

続けることは集まることだけに限らない。 コードを書くことを続けること。俺はエンジニアとしてもしくは社会人としてまだまだ経験が足りないことをとにかく今回痛感した。naoyaさんは「コードで世界を変えよう」と言った。もしくは「コードでしか世界を変えれない」と。古川享さんは「俺はこれを実現するんだということを20代から30歳くらいの時に何か書いておくといいぞ」と言った。俺はまだそれを書けていないかもしれないが、その結末として「世界を変えたい」とは思っている。だからこそコードを書く。それは一朝一夕でできるものじゃない。だからこそ続けること。コードを書くことを続けること。みんなと会うことを続けること。勉強することを続けること。俺らはまだまだ若いんだ。こうして、成長をしていくこと。

というわけで、今回の忘年オフ会は今年の終わりのイベントではあるけれど、ほんとスタートアップにすぎません。次回は勉強会にしようという話もありますが、とにかくこの同世代の、もしくは同世代+お兄さん達のイベントを続けていこうと心から思う。 以上、非常に長いエントリーを2日またいで書いてしまい、いつの間にか俺の誕生日になっていることは置いといて、とにかくみんなありがとう!以上、1981s忘年オフ会スペシャルでした。

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